投資の前に必須!緊急予備資金の作り方

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「そろそろ投資を始めようかな」と思いながら、なかなか一歩が踏み出せていませんか?

NISAのことを調べるほど、「でも、いくら投資に回せばいいんだろう」「もしもの時のお金は大丈夫?」という不安がじわじわと出てきますよね。

その不安の正体は、「緊急予備資金(生活防衛資金)」がまだ手元にないことかもしれません。

この記事では、投資を始める前に必ず用意しておきたい緊急予備資金について、「いくら必要か」「どこに置くべきか」「ゼロからどうやって貯めるか」を、FP2級取得・がん闘病の実体験をもとに解説します。

「投資を始めたい」その前に、一つ確認してほしいこと

新しい年度が始まり、「そろそろNISAを始めてみようかな」と思っている方も多いのではないでしょうか。

でも、ちょっと待ってください。投資を始める前に、必ず用意しておいてほしいものがあります。それが「緊急予備資金(生活防衛資金)」です。

私自身も、FP2級の勉強をするまで「緊急予備資金って何?いくら必要なの?」とまったくわかっていませんでした。36歳でがんになり、「もし貯蓄がなかったら…」という経験を通じて、その大切さをリアルに感じたんです。

緊急予備資金がないとどうなるの?

緊急予備資金がない状態で投資を始めると、こんなことが起きます。

  • 突然の医療費や修理費が発生したとき、投資中の資産を慌てて売却しなければならない
  • 相場が下がっているタイミングで換金を強いられ、損失を確定してしまう
  • 「もしもの時のお金がない」という不安が、日常生活にじわじわとのしかかる

投資の大敵は「焦り」。その焦りを防ぐのが緊急予備資金なんです。

緊急予備資金が貯まらない理由、3つ

① 「いくら貯めればいいのか」が曖昧

目標金額がはっきりしないと、なんとなく後回しになってしまいます。

② どこに置けばいいかわからない

「銀行に眠らせておくのはもったいない」という感覚から、ついNISAや株に回したくなってしまいます。でも緊急予備資金は、すぐ引き出せる場所に置くのが正解です。

③ 投資より優先順位が低いと思っている

「少額でもいいから投資を始めよう」という気持ちはとても良いことです。でも、その前に土台が必要。緊急予備資金は、資産形成の「土台」です。

緊急予備資金の正解:目安金額と置き場所

いくら必要?

一般的な目安はこちらです:

  • 会社員(一人暮らし):生活費の3〜6ヶ月分(例:月15万円なら45〜90万円)
  • 共働き・二人暮らし:生活費の3〜6ヶ月分(例:月25万円なら75〜150万円)
  • フリーランス・個人事業主:生活費の6ヶ月〜1年分(収入が不安定なため多めに)

まずは「3ヶ月分」を最初の目標にしましょう。それが貯まったら6ヶ月分へ。焦らず段階的に増やしていけばOKです。

どこに置くの?

緊急予備資金の置き場所は「いつでも引き出せる預貯金」が正解。株式や投資信託は値動きがあり、必要なときにすぐ現金化できないケースがあるため、緊急予備資金には向きません。

  • 普通預金(メイン口座と分けた専用口座がおすすめ)
  • 高金利の普通預金(ネット銀行が便利です)

「もったいない」と思うかもしれませんが、これは保険です。いつでも使えることに意味があります。

今日からできる!緊急予備資金の作り方3ステップ

STEP1:今月の生活費を把握する

家賃・食費・光熱費・通信費など、毎月必ず出ていくお金を合計しましょう。固定費の見直しをしていれば、この数字は把握しやすいはずです。

STEP2:目標金額を決める

「月15万円の生活費 × 3ヶ月 = 45万円」のように、具体的な数字を出します。「なんとなく100万円」より、自分の生活費に合わせた金額のほうがリアルに貯めやすいです。

STEP3:先取り貯金を設定する

給料日に自動で専用口座へ移す仕組みを作りましょう。収入の10%が難しければ、月5,000円からでも構いません。大切なのは「仕組みで貯める」こと。意志の力に頼ると続きません。

私の実体験:36歳でがんになって気づいたこと

私がこの大切さを実感したのは、36歳でがんと診断されたときのことです。

ありがたいことに、私はがんになった時点でまだ投資を始めておらず、貯蓄からの対応が問題なくできました。また、日本には高額療養費制度があるので、検査から入院・手術まで含めた医療費の自己負担は、トータル20万円以下で済みました。

でも、あのとき「もし貯蓄がなかったら?」と思うと、ぞっとします。緊急予備資金がなければ、焦って資産を崩すか、借入をするしかなかったはずです。

その経験から、お金の勉強を始め、固定費を徹底的に見直した結果、年間27万円の支出削減に成功。浮いたお金でまず緊急予備資金を6ヶ月分しっかり確保してから、新NISAを始めました。今は「いざとなれば使えるお金がある」という安心感を持ちながら、焦らず長期投資を続けています。

「投資より先に土台を作る」——これが、お金と長く付き合うための基本です。

まとめ:緊急予備資金が「お金の自由」への第一歩

  • 緊急予備資金の目安:生活費の3〜6ヶ月分(まずは3ヶ月分から)
  • 置き場所:普通預金など、すぐ引き出せる元本保証の口座
  • 貯め方:先取り貯金で「仕組み化」する

緊急予備資金が整ったら、いよいよ新NISAで資産形成のスタートです。次の記事では、新NISAの始め方について詳しく解説します。

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